検索条件:東急田園都市線 三軒茶屋駅
more東急田園都市線は、東京都渋谷区にある渋谷駅から、神奈川県大和市にある中央林間駅までを結ぶ鉄道路線です。駅数は27駅あり、線路の距離は31.5kmになります。田園都市線は、プラットホームなど設備の都合により、10両編成以上の車両で走行することができません。そのため、運行間隔は2分5秒とほぼ最短の間隔で運行しています。しかし、それでも朝夕のラッシュ時の平均混雑率は183%(2019年度)。もっとも混雑するのは「池尻大橋駅-渋谷駅」の区間で、首都圏の大手私鉄の中では東京メトロ東西線の次いで高い数字です。続いて田園都市線に乗り入れている路線、乗り換えが可能な駅をご紹介します。都内のターミナル駅の1つである渋谷駅では、「東横線」、「山手線」、「京王井の頭線」に乗り換えることができ、三軒茶屋駅では「世田谷線」、二子玉川駅では、「大井町線」に乗り換えることができます。さらに、溝の口駅では「南武線」に乗り換えることができ、長津田駅では「こどもの国線」と「横浜線」に、終点の中央林間駅では「小田急江ノ島線」に乗り換えることができるため、田園都市線沿線には、多くの路線が乗り入れていることがわかります。
田園都市線は、渋谷駅に近づいていくにつれ混雑が増してしまい、渋谷駅を過ぎなければ混雑は緩和しないため、田園都市線内で混雑しない区間はないと考えた方がよさそうです。朝の混雑ピークは8時~9時までの渋谷方面行「池尻大橋駅-渋谷駅」区間。渋谷方面行に比べるとそこまで混雑はしていませんが、中央林間方面行も、「青葉台駅―長津田駅」の区間が混雑しているようです。また、夕方の混雑ピークは18時~19時となっており、最も混雑するのは中央林間方面行の「二子玉川駅-鷺沼駅」区間。直通している半蔵門線から帰宅ラッシュが始まっており、渋谷駅につく頃にはすでに満員電車となっているようです。そんなとても混雑している田園都市線で、座って通勤するためにおすすめの駅をご紹介します。最初におすすめするのは、田園都市線の始発駅でもある「中央林間駅」。都心に出るには少し時間がかかりますが、その分家賃相場は安めです。小田急江ノ島線も利用することができるので、どの方面に出るにもアクセスは良さそうです。次におすすめなのは、「長津田駅」。途中始発駅となっており、始発電車の本数も多くあります。また、急行や準急の始発駅でもあるため、移動時間を短くすることも可能。こどもの国線と横浜線が乗り入れているため、駅を利用する人も多いですが、渋谷駅だけでなく、横浜駅へも乗り換えなしで向かうことができるので、交通アクセスは抜群です。
三軒茶屋駅は、世田谷区太子堂に位置する東急田園都市線と東急世田谷線の2路線が通る、世代を問わず人気のあるエリアにあります。世田谷線の駅は、1998年「関東の駅百選」にも選ばれています。理由としては、煉瓦通りの高層ビルのなか、ヨーロッパ風の駅舎にレトロな路面電車が走る駅であるからということです。田園都市線では両隣の駅が、急行なら渋谷駅と二子玉川駅。準急・各停なら池尻大橋駅と駒沢大学駅となります。世田谷線では隣の駅は、西太子堂駅となっています。渋谷駅までわずか5分ということもあり、渋谷が職場でったり、ショッピングなどに出るにしてもこれほどの近さであればありがたいものですね。バス路線が多く、東急バスと小田急バスの2社利用することができ、かなり幅広いエリアを移動することが可能です。例を挙げますが、祐天寺経由目黒駅行、下北沢駅前経由北沢タウンホール、駒沢大学駅・東京医療センター前・自由が丘駅入口経由田園調布駅行、駒沢・深沢八丁目・瀬田経由二子玉川駅・高津営業所行、用賀駅行、上町・農大前・千歳船橋経由祖師ヶ谷大蔵駅行、成育医療研究センター前経由成城学園前駅西口行、狛江駅北口経由調布駅南口行、渋谷行など。
駅周辺には、キャロットタワーや国道246号(玉川通り)、世田谷公園、世田谷通りなどがあります。三軒茶屋駅は、飲食店が多いために人が集まりやすいエリアです。そのため、夜遅くまで営業しているお店も多いため、治安が良いとは言いがたいでしょう。駅から離れるほど、治安は落ち着いていきます。駅周辺には、スーパーが非常に多くあり、なおかつ24時間営業のスーパーが4軒もあります。また、おしゃれなお飲食店や雑貨店、下町独特の雰囲気を持つレトロ感あふれる不思議な雰囲気のお店など、実に多くのお店が存在します。駅前には、「すずらん通り」があります。飲食店街とされ、下町感があふれています。また、南口側にはアーケード通りがあり、こじんまりとしたアパレルショップや理髪店なども建ち並んでいます。駅から離れると、閑静な住宅街が見えてきます。カフェやレストランといった飲食店が非常に多いため、外食に困ることはないと言ってよいでしょう。また、大学なども近く、学生もよく利用する駅であるために、物価もそれほど高いということはありませんので、安心して入店することができます。古くから居住している住民と、ひとり暮らし用物件などに住む若者とがともに暮らす街と言えるでしょう。